焼倉(三角点) <740m> (JA/FS-233) 福島県いわき市

焼倉(三角点) <740m> (JA/FS-233) 福島県いわき市

登山日:2022年3月29日、4月9日

焼倉(三角点)は2回登ってみました。1回目は平日で、風力発電調査(ボーリング等)で工事関係者が多数、2回目は週末だったので工事がなく静かな山行でした。なお、このピークは付近の風力発電設置工事が始まると登れなくなると思われます。

 

林道・石寄線の入口、林道の先で風量発電の調査をしているので入口や林道にピンクテープが多数ある。平日は作業用の車の走行が多いようです。

林道は入り口付近は舗装されているが、すぐに未舗装の道になる。あまり勾配はなく比較的に広い林道をしばらく走ると、左側に作業用のスペースがある場所に到着。よく見ると斜面の樹木に「焼倉」と書かれた標識が括られている。ここが登山口のようだ。

道路脇のスペース(作業用)脇に工事許可書が設置されている。令和4年の11月末まで調査が続くようで、その後は風力発電の設置工事が予定されているようです。

登山道は、標識のある木の脇からのぼるのではなく、この作業スペースの先にある作業道をたどっていく。工事に来ていた人に聞くと、モノレールは2つの尾根に沿って設置されているとのことで、正面にあるモノレールをたどってもいけそうですが、別のピークに向かっているようだ。駐車は、この作業スペースは工事関係者が駐車するので、林道脇の広くなっている場所に駐車することにした。

作業道は、工事関係者も歩くのでイバラなどの雑木は刈られてあるきやくなっていた。

作業道の要所には、「焼倉」と書かれた標識があり、赤ペンキや赤テープに沿っていくと迷わないようになっていた。この赤テープや赤ペンキは山頂まで続いている。地元の山岳会が数年前に整備したようです。ただ、工事が始まる前は作業道も雑木林に近い状態で歩きにくかったと想像される。

作業道をしばらく進むと、モノレールのある道に交差する。登山道はモノレールに沿って登っていくが、モノレール脇よりも赤テープで示している登山道のほうが歩きやすい箇所が多い。モノレール脇は笹を刈ったあとで歩きにくい。このモノレールに交差する箇所からは、昔の牧場跡の影響か土塁のようなものが続いている。笹の先には朽ちた柵の後も見えた。

700mピーク付近では、風力発電のためのボーリング調査が行われていた。

モノレールが終了しても土塁に沿って作業用の道が登山道と平行してある。工事が始まる以前は、このあたりは笹を分けて登っていったようだ。

土塁のある作業道から離れて、三角点のある山頂にむかう。

赤テープに沿って登っていく。笹が刈りはらわれて歩きやすくなっていた。

山頂には、風力発電の調査用の鉄塔があった。眺望はあまりない。この季節は落葉しているのでよいが、夏は登山対象ではなさそうなピーク。この山頂に風力発電の設備ができるかは不明ですが、他の2カ所のピークでポーリング調査中だそうです。いずれにしても、本確定な工事が始まると登山は難しくなると思われます。工事が始まってしまうと、林道は利用できなくなるでしょう。

 

無線は、最初に2m/FT8にでることにして、RH-770をセットしたがモニタを見ても何も見えない。SPOTしてCQを出すが8分程CQを出しても応答がない。関東方面は周りに朝日山や明神山などより高い山があるのでU/Vは諦めて、40m/FT8に変更。
40mは多くの局が見えている。SPOTしてCQを出しチェイサー各局とも交信できた。福島県の低山ではHFでないと難しい。

40m/FT8 6局

 

作業用モノレール、風量発電位置は予想です。

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