登山日:2022年12月3日(土)
R349沿いにある道の駅ふくしま東和を過ぎてゆくとトンネルの手前からトンネルの上を通過する旧道?に曲がる。比較的に広い道を走っていくと、木幡山・隠津島神社にむかう林道の入口に到着。林道・桜畑木幡線の入口には「幡祭りで通行止め」の看板が設置されている。よく見ると翌日の日曜日になっていたのでそのまま林道に入る。前日でよかった。林道は全面舗装で登山口と駐車場所を探しながらゆっくりと走っていくと、右側の広い場所に複数の車が止まって数人の人が集まって作業をしているところに到着。この付近が登山口のようだ。作業をしている地元の人に駐車の確認をすると、本日はOKとのことなのでこの広い場所に駐車することにした。作業は、明日のお祭りの準備で簡易トイレの設置(2台)と案内標識などの設置をしていた。登山ルートについて尋ねると、ここから広い道になっているが、「車では登れない、鷹捕場からは周囲の山々がよく見える」、「この林道先の胎内くぐり岩からも登れる、羽山神社からも山頂への道はある」等の話を聞くことができた。登山の準備をしている間に、作業が終了したようで地元の人たちは帰っていった。 これから向かうルートはロープが張られて車両通行禁止となっていた。
途中までは比較的勾配の緩やかな作業道であった。落ち葉がかなり積もっていた。
作業道は急勾配になり荒れているので、車ではムリな状況になってきた。
鷹捕場まであと少しのところ。急坂なので車両はムリだろう。
見晴らしのよい鷹捕場に到着。ここは広々とした平坦で眺望のよい場所。SOTA指定ポイントの鷹捕場山とは25m標高差以内に入っているので、この場所なら7MのDPも楽に展開できる。
鷹捕場。広場で眺望がよい。
鷹捕場から少し登ると、羽山神社との分岐点に到着。SOTA指定ピークはあとわずかな距離だ。
一旦下って登りかえすとSOTA指定ピーク、「鷹捕場山」に到着。ピークはザックの置いてある辺り。登山道の通過点で山名を示すものは何もみつからなかった。
鷹捕場山は単なるピークで、山名もあまり知られていない場所。ここを目指して登る人は誰もいないようなので、登山道を跨いでいる倒木にポール設置してEFHWを展開。40mバンドは1/4λになるのでHWではないが、Microvertよりは少し数値(平均+4dB)がよいので今回は使用してみた。アンテナを展開していると、ときどき小雨となったので無線運用中は初めて持参のエム・シェルターを使用。設備を含めて被われるので暖かく運用することができた。SPOTにアップしてCQを出すと順調にチェイサー各局と交信。雨模様なので途切れた時点で終了とした。
■運用実績■
40m/FT8 10局
下山は、西側尾根にある羽山神社側に下ってみることにした。山頂から少し戻って分岐をくだる。下る分岐点は2カ所近接してあり、今回は「羽山神社」の標識がある分岐点を下った。どちらも、神社で合流する。
まずは、緩やかな下りで特徴的な岩が点在。
すぐに、ご神体の大きな岩のある神社に到着。
神社の先からは急坂となる。落ち葉で滑りやすい。
このあたりが胎内くぐり岩だろうか?
落ち葉の急坂は続く。
林道が見えてきた。
林道出口で「胎内くぐり岩・羽山神社」の登山口になる。このルートは急坂が続くので、登りに利用したほうが良さそうです。
羽山神社と胎内くぐり岩の説明板
舗装された林道を駐車位置まで戻る。こちらからは登り坂になる
駐車位置まで戻ってきた。下山して後処理をしていると車が1台通過。この林道はそれなりに通行があるようだ。
鷹捕場山は、いくつかの登山ルートがある。今回は南尾根で登り、羽山神社のある西尾根で下る周回とした。南尾根は登山口から作業道がピークまで続いているので手軽に登れます。ピーク手前の鷹捕場は広々とした場所で今回は運用しませんでしたが無線運用には最適です。SOTAの25m差エリアに入っているようです。 胎内くぐり岩・羽山神社を経由するルートは急坂になるので、登りに利用したほうがよいでしょう。こちらは短時間で登れるます。
林道は来た道をそのまま戻り、途中で昼食とした。
食堂にあった新聞(福島日報)を見ると、今回登った鷹捕場山を含む木幡地域で行なわれる「木幡の幡祭り」のことが記事になっていた。休憩後、時間があるので近くにある手軽に登れる口太山に登ることにした。
*山名は「ふる里福島県 山名辞典」の名称を採用しました。鷹捕場は鷹取場と表記されることもあります。