登山日:2022年3月11日(金)
次週に行われる予定のSOTA-DAYに各バンドで参加するために、アンテナのテストを足尾山で行なうことにした。この山は、近くに車道が走っているので短時間で登れる。山頂は神社で、まるで城跡のようになっているので人の少ない平時はアンテナの試験をするのには最適。
パラグラーダーの出発場の先のスペースに駐車。一本杉峠に向かう道路はこの先で工事中のため通行できないようだ。
神社の入口。上に神社の駐車場?。舗装の道を登る。
加波山方面への道は工事中のようです。
舗装道路
直ぐに神社に到着。登山口の階段は神社の左側にある
境内にある奉納所
神社の左側にある階段状の登山道を登る
最後の階段を登る
無線は、アンテナの各バンドでの試験を行う。まずは、3.5Mhzから。コイルを追加したMicrovertでモニタしてみるが、FT8では何もみえない。SWRは低いのでとりあえずCQを出してみるが応答はない。時間帯がよくないようだ。続いて、7Mhz。ここはいつものように多く見えている。まずは、6局交信。次に14に変更、多数見えているが+の局は少ない。CQを出して2局交信、次に18に切り替え、14と同様に多数見えているが1局だけ交信、21はコンディションがよく2局、最後に24に変更。24は初めて出てみたが1局だけ交信できた。ハイバンドはMicrovertは不利のようで、やはりダイポールがよさそう。6回路のSWを利用したMicrovertでも交信できることは確認できた。アンテナの展開ができない狭い山頂では使えそうです。
HFを終了後に144はRH-770で出てみて6局交信。続いて、先日作製した50の変形Microvertアンテナの試験を行う。ここバンドはSSBででることにした。SOTAのSPOTに上げてCQを出すとMXV局から応答があった。同一場所からの他局の運用とあまり違わないレポートとのことなので、このダイポールもどきのアンテナも使えそう。SSBではVVH、QVO局とも交信ができた。
最後に切り替え式のMicrovertでなない、リッツ線を使用した超軽量の7Mhz専用のMicrovertアンテナの試験を行ってみた。リッツ線を利用した軽量のコイルでも遜色なく利用でき、15局交信して途切れた時点で終了とした。
試験の結果としては、やはりMicrovertは手軽にHFの運用ができるが輻射効率は悪そう。FT8の場合はプラスで入感していないと厳しい(QRPの2.5W運用なので特に)。7Mhzには有効だが、アンテナのサイズが小さくて済む14以上はEFHWやダイポールがよさそう。
交信実績
3.5/FT8 0
7/FT8 21
14/FT8 2
18/FT8 1
21/FT8 2
24/FT8 1
50/SSB 3
144/FT8 6