登山日:2023年4月22日(土)
大木戸山は以前、パートナーと登ろうとして途中で撤退した山。今回は単独で同じ滝ケ原峠から登ってみることにした。この時期ならばヤシオも咲いているだろう。
やしおの湯を通り過ぎて林道を滝ケ原峠にむかう。見覚えのある峠に到着。前回と同じように林道の広い空スペースに駐車して出発。最初から斜面の急登。
すぐに祠があった。この後も数カ所見かけたので修験のルートだったのだろう。
アップダウンが続く登山道であったが、ヤシオが登山道脇に咲いていた。しかしこのルートはすべりやすいザレ場がある
三ノ宿山に続く尾根は快適な登山道であった
やっと三ノ宿山に到着。アップダウンが多く予定よりも時間がかかった。
山頂に到着。三ノ宿山から下って登り返しが結構つらい登りであった。
SOTAでは大木戸(三角点)になっているが、山名は大木戸山のようだ
山頂の三角点付近は木の枝が多くアンテナを設置できないので、少し離れた場所で無線を運用することにした。 山頂付近もすこしヤシオが咲いていた。40mにでることにしてSPOTしてCQを出すと順調に呼ばれる。今回はSOTAでは、初めて無線機はQDXを使用してみた。本体は小型軽量でサウンドポードも内蔵しているのでタブレットとはUSBケーブル1本で接続できるので便利。しかし、スピーカーが本体にはないので音声によるモニタができない(PCの設定を変更すれば可?)。受信できているのかは、接続したPCのデコード状況でしか確認できない。このあたりは評価が分かれるところだろう。無線運用中も無音で行なうことになるので静かだ。およそ30分ほど連続で運用して、本体をさわると暖かくなっていた。FT-817ND程ではないが、4W程度の出力でも発熱はある。規格では9Vで5Wであるが、8V以下で4W程度が良さそうです。
無線を行っていると薬師岳方面から登山者が1名登ってきた。薬師岳はヤシオを見にきた登山者でいっぱいだそうだ。地元の人でこの辺りは各ルートを登っているとのこと。滝ケ原峠から登ってきたことを話していたら、途中から「やしおの湯」に尾根をくだって林道を峠までもどるルートがお勧めとのこと。分岐点には標識が設置されているので間違えないだろうとのこと。滝ケ原峠へはけっこうなアップダウンがあったので距離が長くなるが「やしおの湯」に下ってみることにした。
無線はHFを撤去後に、山と無線のメンバーが各地で運用しているので144と430をワッチしてみることにした。RH-770を付けてワッチすると、千葉・鋸山の移動局がかすかに聞こえていたのでコールするが、1Wでは届かない。430をワッチしてみると、強力に入ってくる局がいた。すぐ近くの鳴虫山の山頂にいる。他局との交信後コール。交信を開始し、コールバック後にこちらから送信するときに誤って電源スイッチを押してしまったようで少し長い送信時間のため、当然戻ったときには無音で電源を入れなおすと別の局と交信していた。交信が長引きそうな感じだったので、無線機はザックにいれて下山を開始した。
P1158からやしおの湯へ、直進は滝ケ原峠方面
歩きやすそうな尾根道がつづく
2カ所目の分岐点と標識、この先で尾根を間違えたようだ。間違いに気づいた時点で戻るべきであった。スマホで現在地を確認でき先に崖となるるものがないようなのでそのまま下ってしまった。もし、崖になったら戻るつもりで下った。時間は十分あったので余裕をもてたが反省すべき点であった。
尾根から涸れ沢になり、歩きにくい涸れ沢をくだると本来のルートと合流して橋を渡る。
「やしおの湯」の入り口に到着。あとは林道を滝ケ原峠にもどるだけ
舗装道路の登りは足にこたえる。
今回の山行は反省すべき点が多々あった。
1.十分な調査がないルートを途中で変更して下った。
2.他登山者の情報をうのみにして地図上での確認を十分にしなかった
3.間違いにきずいたら引き返すべき
4.無線が途中で切れてしまった時は、回復後に相手と再交信をすべきであった。