鬼太郎山(きたろうやま) <750m> (JA/FS-139) 福島県双葉郡川内村

鬼太郎山(きたろうやま) <750m> (JA/FS-139) 福島県双葉郡川内村

登山日:2023年11月3日(金・祝日)

 鬼太郎山は林道が走行できれば距離が短くてすむが、林道はあまりよくないとの事前情報があったので歩くことを想定して計画した。また、風力発電用の工事が始まっているので登山道がどうなっているかも心配であった。今回は朝も早く(山頂滞在時間をふくめての作業道通過は7:00~8:15)、作業道の工事(8時30分頃開始か)が始まっていなかったので工事用道路は歩いていくことができた。下山時は、これから今日の作業が始まるようで、多数の工事関係者が工事用重機付近に集まっていた。祝日であったが工事は実施するようでした。この道路は何処から通じているのか不明。最終的には、舗装されるので鬼太郎山の周辺も一変してしまうだろう。今後、風力発電用道路は通行制限が発生するかもしれません。

 サゴ岡林道(舗装)から登山口に向かう林道(未舗装・名称不明)入り口に到着したときはまだ薄暗く遠くの山並みがやっと朝日に照らされてはっきりしてきた。林道に車で進んでいったが、後半は荒れて走行できそうもないとの事前情報があったので、林道の走行はやめて入口のスペースに駐車して歩いていくことにした。登山口までおよそ3.5km程なので1時間もかからないだろう。準備している間に明るくなってきた。結果的に、林道は2本目の送電線を通過するところまでは普通の車でも走行可能でした。片道2.4kmほど余分に歩いたことになった。この2本目の送電線を通過する付近に、巡視路の杭標識があるので付近に駐車可能なスペースもあった。

サゴ岡林道からの登山口に通じる林道入り口。ここから3.5kmを歩く

1本目の送電線の下を通過。林道としては走りやすく入口は狭いが中盤は林道としては走りやすい方の状態であった(車できてもよかったと後悔)。このあと、2本目の送電線の下を通過するまでは通常の林道が続く。

2本目の送電線の下を通過して、少し先に進むと林道は夏草に被われている区間があり、その後はかなりえぐれている区間が続く(やはり林道は荒れていた、どこまで走れそうかの情報は変化するのでしかたないか)。その後は、また通常の林道に戻る。

二本目の送電線を通過して1.1kmほど歩くと、右側に「林道登り口2」の標識がある。ここが登山口となる。林道起点から歩くとおよそ45分であった。
ここから登山道になり、急勾配ですべりやすいので片側にロープが設置されていがロープを使うほどではない。

最初は登山道がはっきりしているが、後半はふみ跡が薄い。

登山道の途中には季節を感じるキノコが生えていた。最初の2点は食べられそうだが。。。

登山道は一部笹に被われているがふみ跡はある

登山道を進んでいくと、急に風力発電工事用の造成中の道路にでた。山頂方面はこの道路に沿っているので道路を歩く。

風力発電設備の設置のための道路、4号風車設置予定地を通過(何号まであるのだろう)。この工事用道路をさらに進む。左奥に見えるのが鬼太郎山だろう。

しばらく進むと、工事用道路が分岐しているところに到達。GPSで確認すると、左右に分岐している道の中央の先が山頂になっていたので、この分岐の中央のふみ跡を登っていくことにした。最初はふみ跡があったので進んでいく。

結果からいうと、山頂へは右の「3号風車」への作業道を登り、ピーク手前から伐採されている斜面を南側に向かって登ると濃い藪に合うことなく山頂に到達できる。

しかし、山頂手前で藪になってきた。山頂まであとわずかなのでそのまま藪を分けてすすむ。足元には白い杭もあったので昔はこのルートで登られていたようだ。

ほどなく山頂に到着。山頂といっても特に標識や三角点があるわけではなく、GPSで位置を確認した。山頂は木々に囲まれているので眺望はない。

山頂付近の様子

山頂付近の枝にかからない場所にいつものMicrovertアンテナを設置。スマホが通じるのでSPOTしてCQを出すと、チェイサー局と順調に交信することができた。次に登る山もあり林道歩きも長いので、呼ばれなくなった契機で無線は終了とし下山することにした。

■交信実績■
 40m/FT8 9局

 

下山は登った道は藪だったので、北側方面が明るく藪がないのでその方向から下ることにして、雑木林の山頂を抜けると3号風車へ向かう作業道の上部の伐採地点にでた。このルートなら藪に入らずに山頂までこれたようだ。

伐採地点からは眺望がよく北側の山々が見えている。斜面を下って、作業道まで降りる

「3号風車」方面に向かう作業道に下りてきた。登りはこの逆を利用すると簡単に登れる。あとはこの工事用作業道(造成中)を歩いて登山道まで戻るだけ

 造成中の作業道から登山道にはいる箇所に登山口を示す標識はなく、登る時に記憶した道路沿いに設置されている番号を見て判断した。工事用に設置した「256]番付近が登山道入り口になる。木の赤ペンキと小さなテープも目印になるようだ。この登山道入り口が解ればあとは林道まで下り、林道を歩くだけ。

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