登山日:2024年1月6日(土)
ここ数年は、年初めの登山は地元・南房総の鋸山に登っている。今年もいつもの有料駐車場(500円)に停める。4台駐車できるが、1台だけ駐車していた。車を降りるととても1月初めとは思えない暖かい房総の空気だ。予報とおり暖かい日になりそう。
今日もいつも通りに車力道コースで登り、観月台コースで下山する周回とした
しばらく舗装の車道を歩き、高速に沿って登っていくと車力道コースの登山口に到着。
車力同コースの登山口。新しく、富津警察署の注意事項が書かれた掲示板が設置されていた。
車力道コースらしい雰囲気の登山道を登っていく。この道で切り出した房州石を手押し車で運んでいた。石の轍が当時を偲ばせる。
尾根にでる手前は石の急な階段がつづく。階段のステップが高く急なので登りにくい。このコースでの一番大変なとこころだ。
尾根にでる最後の急階段を上る。
尾根にでて山頂に向かうルートはアップダウンがあり意外に時間がかかる。この階段を上ると山頂。
山頂には誰もいなかった。山頂は狭く、眺望も東京湾方面がかろうじて見えるだけなのであまり滞在している人はいない。
山頂は狭く眺望もないので、いつもの山頂手前の倒木があるピークで休憩と無線運用を行う。ここは登山道から外れているので人もこなく、迷惑にならない場所で見晴らしもあり、無線運用には最適だ。
ここは標高は330mと低いが東京湾方面もよく見えているので、2mを中心に行うことにしてアンテナはRH-770を3mほど上げる。まずは、2mのFT8にでることにした。モニタをみても何もみえていない。まだ9時前なので運用している人も少ないようだ。スマホが通じるのでSPOTしてCQを出すと直ぐに応答があった、運用開始が8時50分を過ぎていたので、10分間で4局以上できるが不安であったがよいスタートがきれた。その後も順調にコールがあり9時前に5局交信できた。その後9時を過ぎて応答がなくなった契機でFT8は終了して、SSBにでることにした。
SPOTしてCQを出すと直ぐに春日部のチェイサー局から応答があり、その後も順調に交信が続いた。パートナーが同行なのでJA/YN-051に移動しているSOTA局との交信後に無線は終了とした。
■交信実績■
2m/FT8 5局
2m/SSB 9局
下山は、「東京湾が見える展望台」によってから観月台コースで下ることにした。
「東京湾が見える展望台」は360度の眺望で今日は富士山もよく見えていた。南風がつよいが多くの人が休憩している。
この辺りからの風景は鋸山らしい雰囲気
「地獄のぞき」は下から見上げても迫力がある。さしあたり登山道からは「地獄から見上げ」か
地獄?からしばらく歩くと、ロープウェイや日本寺への分岐から関東ふれあいの道(観月台コース)に分かれて下山とした。
観月台コースは車道に下りるところは長い階段が続く。下山時に1/3ほど階段を下りたところで登ってくる二人連れの人が階段はあとどれくらいありますか?と聞かれた。日光の霧降高原の階段に比べたら大したことはないが先が見えない階段はつらいところだ。階段を降りきって車道の先でこれから登る単独の中年男性が中央の階段でいくか、車力道でいくか迷っていたようで「どちらがよいか?」と聞かれた。地図やパンフレット等も持っていないようであった。山頂までいくとのことで、車力道コースを薦めたが低山といえども地図もなしで観光気分で登るのはどうかと思う。登山口に富津警察署の注意喚起の掲示板が立てられるも納得である。