愛宕山と大山は和美峠の近くにあり道路を挟んで向き合うようになっている山である。地図上には登山道があるように見えるが落ち葉の積もった斜面を尾根伝いに登っているコースになっているようだ。下仁田から軽井沢への道を登っていくと、道路沿いにあるモミジが色づいている。急カーブの連続であるが、まだ朝も早いのですれ違う車もなく和美峠近くの和美リゾートに到着。この辺りはちょうどモミジの紅葉が綺麗に色づいている。登山口近くに数台の駐車スペースがあったので駐車。準備していてもかなり寒い朝だ。大山はこの駐車スペースのあたりから登っていくようだ。これから登る愛宕山は反対側になるので少し下った先の尾根の先端あたりから登るようだ。
道路をわたり車道を下っていくと、安中市との境の標識がありこのあたりから尾根にとりつくことにした。このあたりには特に登山口を示すものはなにもない。最初は緩やかであるがすぐに急こう配の斜面になった。この斜面は小石が多く落ち葉も積もって滑りやすい。急斜面をジグザクに適当に尾根を外さないようにのぼっていく。ところどころにテープがある。しばらく登ると尾根の右側に古い有刺鉄線がでてきた。山頂近くまでこの有刺鉄線があるので滑って有刺鉄線に触ると大変なので離れて登っていく。ほぼ登り一辺倒の斜面をなんとかのぼると山頂に到着。山頂は円錐の頂点で平らな部分はすくない。中央に三角点がある。木々に囲まれているのであまり眺望はよくないが、すぐ下を走る碓氷軽井沢ICが見えている。道路を挟んだ反対側の大山も木々の間によく見えている。今日は一旦下って、大山も登る予定できたが登山道が同じような状況のようで距離もここより長いので、今回は大山には登らないことにした。
登山日:2019年11月9日(土)
無線は大山に登らないことにしたので、ひさしぶりに長時間(4時間弱)することにした。まずは、2mFMをワッチするがあまり入感がない。とりあえずCQを出すとVVH局から応答があったが、後が続かない。どうも2mのSWRが高いようだ。RH-770なので調整のしようがない。ここで2mはやめて、アンテナを6mの短縮Vダイポールに変更する。「山と無線」メンバー各局は6mの運用が多いのでこのバンドなら交信できる確率が多そうだ。
6mのSSBでCQをだすと早速VVH局か応答があった。その後も次々と呼ばれる。6mで多くの局からの呼ばれるのは久しぶりであった。12局程QSO後に、6mのFT8を運用してみることにした。FT8も順調に交信でき4局と交信後に休憩とした。その後、再度6mのSSBを12時近くまで運用。
下山は登ってきた道をそのまま下山したが、予想通りすべりやすく標高差はさほどないが登りも下りも大変であった。藪山ではありませんが登りがいがある山でした。